マニュアルという言葉を聞いたことがない人は、ほとんどいないかと思います。また、マニュアルを見たことがある人の方が多いかと思います。ですが、いざ自分がマニュアルを作成することになった場合に、迷うことが沢山あると思います。そんな迷いを少しでも軽減し、マニュアル作成をできるように「マニュアルとは?」から学びましょう!
マニュアルとは?
マニュアルとは、「手引き、説明書、手順書」などのことを指します。マニュアルには種類があり、さらには会社により定義が異なるため、ここでは「マニュアルを見れば滞りなく業務ができるもの」という形でお話を進めていきます。
マニュアルは、「それを見れば誰でもできる(小学生でも)」ものを作る必要があります。担当者が口頭で教えると、その担当者毎により内容に差異が生じてしまいます。また、口頭で補足するようでは、マニュアルとしての機能をなしていません。マニュアルを作成するにはとても時間と知識が必要になるため、作る際には平準化できるマニュアルを目指して作成しましょう。
マニュアル化の判断基準
何でもかんでもマニュアル化をするべきではありません。マニュアル化するメリット・デメリットがありますので、判断基準を持ちましょう。
判断基準
メリット・デメリット
見やすいマニュアルの作り方
ツール選び
まずはツール選びから考えましょう。いろいろなツールがあってどれを使用しようか迷う人も多いと思います。(自分もその内の1人でした)様々なツールがありますが、それぞれ長所・短所があります。それらを考慮して、作成する際にはツール選定を行いましょう。
王道にはなりますが、MicrosoftOfficeの「Excel、Word、PowerPoint」に絞ってお話をしていきます。
Excel
Word
PowerPoint
「Excel」:画像メインのマニュアルに向いている、表を生かしたマニュアル作成などに向いている
「Word」:文章がメインのマニュアルに向いている、印刷を想定したものに向いている
「PowerPoint」:図形やイラストを使用したい場合に向いている、スライドを活用したい場合に向いている
見づらいマニュアルにならないように
- 1ページに情報を詰め込みすぎないこと
- 色を多く使いすぎないこと(4色以下が好ましい)
- 写真や図形の画質が悪くならないように、サイズも調整するように
- レイアウトを統一すること
- 文字の大きさやフォントを気をつけること
見やすいマニュアルとは
- 見出しを設定すること
- 1ページに伝えたいメッセージを詰め込まないこと
- 読みやすいフォントを選定すること
- 色は4色までに絞ること
- 図や表、画像をうまく使用すること
- 人間の視線移動を意識すること
- 余白を意識して作成すること
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