#1 高度な機能とテクニック
これまでの初級編と中級編では、Wordの基本的な操作と便利な機能について解説しました。今回は中級編として、Wordの高度な機能やテクニックを紹介します。プロフェッショナルな文書を作成できるようになります。
目次
1.セクションの利用
文書内に異なるフォーマットを適用する場合、セクションを利用します。
- セクションの挿入: 「レイアウト」タブから「区切り」を選択し、「次のページから新しいセクションを開始」を選択します。これにより、新しいセクションが作成されます。
- セクションごとの設定:各セクションごとに、ページ番号やヘッダー・フッターの設定を変更できます。
2.スマートアートの活用
情報を視覚的に整理するために、スマートアートを使います。
- スマートアートの挿入: 「挿入」タブから「スマートアート」を選択し、正しいスタイルを選びます。データを入力することで、自動的にレイアウトが整えられます。
- カスタマイズ:スマートアート内のテキストや色、形式を変更し、必要に応じてサイズを調整します。
3.マクロの利用
繰り返し行います操作を自動化するために、マクロを作成します。
- マクロの記録: 「表示」タブから「マクロ」を選択し、「新しいマクロの記録」をクリックします。実行したい操作を行いますと、それが記録されます。
- マクロの実行: 記録したマクロは、「マクロ」メニューから選択して実行できます。定型作業を大幅に効率化できます。
4.高度な表計算機能
Word内で簡単な表計算を行うことができます。
- 数式の挿入: テーブル内でセルを選択し、「レイアウト」タブから「数式」を選択します。合計や平均を計算する数式を挿入できます。
- フィールドコードの利用: 数式の表示を更新するには、フィールドコードを使うことができます。Alt + F9 でフィールドコードを表示し、計算結果を確認します。
5.参照機能の活用
文書内の引用や参考文献を管理するために、参照機能を活用します。
- 引用の挿入: 「参考資料」タブから「引用」を選択、使用するスタイル(APA、MLAなど)を選択します。引用したい情報を追加できます。
- 文献目録の作成: 文書の最後に文献目録を追加するには、同じ「参考資料」タブから「文献目録」を選択します。自動的に引用リストが作成されます。
6.キュメントの保護
文書の編集を制限するために、パスワードで保護されています。
- 保護の設定:「レビュー」タブから「文書の保護」を選択し、「編集制限」を選択します。必要な設定を行い、パスワードを設定します。
- 保護の解除: 再度「文書の保護」を選択、設定したパスワードを入力することで、保護を解除できます。
まとめ
今回は、Microsoft Wordの中級編として、高度な機能やテクニックを紹介しました。お届けする予定ですので、ぜひご期待ください!
コメント